●高齢者虐待防止法、成立
市町村立ち入り調査認める
高齢者虐待防止・介護者支援法が1日午前の参院本会議で採決され、全会一致で可決、成立した。高齢者虐待の現場への市町村の立ち入り調査を認め、行政の早期介入による虐待防止を目指している。来年4月1日に施行される。
高齢者虐待は(1)身体的暴行(2)心理的外傷を与える言動(3)性的虐待(4)財産の不当な処分―などと定義。虐待によって生命や身体に重大な危険が生じているケースを発見した場合、市町村への通報を義務づけた。市町村が介護者の負担軽減のため高齢者を短期間介護する居室の確保といった施策を行うことも規定した。
与党と民主党がそれぞれ作成した法案を一本化し、10月26日に超党派の議員提案として国会に提出された。 【坂口佳代】
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